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平安時代初期のことです。嵯峨天皇が妃を探していたある夜、不思議な夢を見ました。夢の中に如意輪観音が現れて、「六角堂の柳の下を見てみなさい」と告げたのです。
天皇がすぐに六角堂に人を遣わすと、境内の柳の下に、この世のものとは思えないほど美しく、良い香りのする女性が立っていました。当時、美しい女性の条件の一つは良い香りがすることでした。天皇はその女性を妃に迎え、寵愛しました。
この伝説から、「六角堂の柳に願をかけると良縁に恵まれる」や「恋が成就する」といった噂が広まり、六角堂は縁結びや恋が叶う場所として信仰されるようになりました。現在でも、本堂前の柳の枝におみくじが結ばれているのをよく見かけます。
2本の柳の枝をひとつに結び、おみくじを結んでおくと縁結びのご利益があるとされています。